木住研からのお知らせ

2010年04月03日

「上尾の木の家」構造架構見学会(4/3)のお知らせ (終了しました)

「上尾の木の家」構造架構見学会のお知らせ

「ただいま木の家普請中」にて木組みの家のできるまでをご紹介しています。
このたび「上尾の木の家」が上棟します。建て主さんのご好意により、木の家づくりをご検討中の皆様を対象に、構造架構見学会を開催いたします。
「上尾の木の家」では木の格子組み(光格子)により室内に光がふりそそぎ、風を取り込む工夫をしています。
光格子はそのまま構造体でもあり、この家のインテリア特徴的なデザインとなっています。
骨太な構造材の中でもひときわ目立つ大黒柱は、建て主の手によって伐採されました。
木組みの架構は棟梁の技の集積であるとともに、現代の生活空間に木の持つ特徴をあますところなく表現できる
家づくりの作法です。

◆日 時:2010年4月3日(土) 13:00〜16:00
      ※14:00より木組みの架構の特徴などの説明会を行ないます。
      ※天候により延期となる場合にはご連絡いたします。
◆場 所:最寄り駅JR高崎線北上尾駅より徒歩20分
      お申込みの方に案内図をご案内いたします。
◆対 象:木組みの家づくりをご検討の皆さま
       ※専門家で興味のある皆さまには別途見学会の企画をいたします。
◆案内・申込み:「上尾の木の家」構造架構見学会のお知らせ(pdf)
◆申込み方法:申し込み内容をご記入の上、以下のいずれかの方法でお申込み下さい。
       @メールフォームより
       AFAX(上記「案内」裏面の申込み書)
◆問合せ・申込み先:
       一級建築士事務所 木住研(宮越)
         TEL/FAX 04-2966-6609
         メール CQE02654@nifty.com
◆主 催: 一級建築士事務所 木住研(設計)・久道工務店(施工)

「上尾の木の家」構造架構見学会

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【見学会への参加御礼】

見学会へのご参加の皆様ありがとうございました。
木組みの架構を十分にご覧いただくことができました。太い大黒柱や長い梁には驚かれたことと思います。木格子からもれる光の感じも実感いただけたのではないでしょうか。

「山」と「町」を棟梁の「技」で結ぶことがこの上尾の地でも実現しているものと考えています。

今回は建て方直後でしたので、架構の様子は一番わかりやすかったと思います。しかし、室内空間がどういった感じになるのか、今後の工程の中ではどういった材料が使われ、仕上げになっていくのかなどはまだ分かりません。
また、時期を見て見学会の計画をしていく予定ですので、家づくりを検討中の皆様には参考にしていただければ幸いです。

なお、工事の進捗に応じて見学会を企画していますので、お知らせの時間があまりとれません。そのため予めご興味をお持ちの方には「木住研へのお問い合わせ」より連絡をいただければ、企画後直ちにお知らせのご案内を差し上げます。

  2010.04.03     木住研・宮越
posted by 太郎丸 at 12:00| Comment(0) | 見学会・ワークショップ

2010年03月20日

連続講座-第7回伝統木造が持っている性能を現代に活かす 「木の家と室内環境を考える」

伝統構法を考える勉強会

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  シックハウス対策の法制化や長期優良住宅推奨の流れの中で、もともと伝統木造が持っている無垢材、土壁など自然素材の環境性能が、数値として表しにくいが故に、蚊帳の外に追いやられようとしている。

「心地よさ」や「気持ちよい居住性」など五感で感じ取る感覚は目に見えるものではない。ましてや数値の寄せ集めだけで評価できるものでもなく、室内環境を評価するための総合的な指標が必要となる。
 山田貴宏氏は、独自に環境配慮基準検討表なるものを作り、住まい手に室内環境の評価指標を示し、感覚でしか捉えにくかったものの「見える化」を行い、客観性を高めた設計手法を開発した。これにより、建て主の理解度も深まり、説得力ある設計の進め方を実現している。

 今回は、第1部では具体事例を交えて標題を概括し、第2部では会場参加者との質疑応答によって「木の家と室内環境」のこれからを考える。
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【日 時】平成22年 4月17日(土)   13:30〜16:30(開場13:00)

【会 場】千代田区麹町出張所・麹町区民館 洋室B 

     (千代田区麹町2−8)    

【講 師】 山田 貴宏 氏 ビオフォルム環境デザイン室代表

【定 員】40 名(申込順、定員になり次第締切)

【参加費】2,000円

【申込・問合せ】これ木連事務局  (NPO日本民家再生協会内 担当:金井)

        TEL:03−5216−3541 FAX:03−5216−3542

        Eメール:koremoku@e-mail.jp

【案内・申込書】 公式HPへ    

【インターネット申込み】 公式HPへ 

【締 切】4月14日(水)

     参加者1 名ごとに、氏名、所属、電話、ファクス、メールアドレスを明記のこと。

【主 催】これからの木造住宅を考える連絡会 

  
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2010年01月09日

連続講座−第6回 伝統構法の位置づけはどこに?「木造軸組構法の近代化」

伝統構法を考える勉強会

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「耐震建築問答」(昭和八年)には、大工たちが筋違を入れることに大きな抵抗を感じていると書かれていた。すなわち、その大工の立場からは、筋違の入る軸組構法は伝統的木造構法とは相容れない構法と言うことになるだろう。その抵抗感の内には、伝統的軸組への信頼、その水平垂直材の軸組に斜材である筋違を付けることを技術の未熟さと感じるような大工としての矜持、水平垂直の軸組から成る伝統的真壁に対する美意識、近代化過程の中での大工の立場に対する危機意識など、様々な思いが絡み合っていたことであろう、と近刊「木造軸組構法の近代化」の序文にある。

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伝統構法とはどのようなものなのかを考えるとき、明治以降の西洋からの技術導入が、それ以前の構法にどのように影響を与え、本来培われてきた日本の木構造の技術がどのように変化し、どのようなものとしてその継続性をみてとれるのか。現在このことについての評価が十分されているとは言えない。今回の勉強会では、江戸の技術から、明治以降の西洋技術の導入に伴う現在の在来工法の成立過程において、日本の木造軸組構法がどのような展開を見せてきたのかについて著者である源愛日児氏から講義いただき考えてみたい。


【日 時】 平成22年2月6日(土)13:30〜16:30(開場13:00)

【会 場】 千代田区万世橋区民会館 

        東京都千代田区外神田1-1-11(JR秋葉原駅電気街口から徒歩3 分)    

【講 師】  源 愛日児 氏  武蔵野美術大学教授 

【定 員】 60 名(申込順、定員になり次第締切)

【参加費】 2,000円

【申込・問合せ】 これ木連事務局(NPO日本民家再生協会内 担当:金井)

           TEL:03−5216−3541 FAX:03−5216−3542

           Eメール:koremoku@e-mail.jp

【案内・申込書】 公式ページへ

【インターネット申込み】 公式ページへ 

【締 切】 2月3日(水)

       参加者1 名ごとに、氏名、所属、電話、ファクス、メールアドレスを明記のこと。

【主 催】 これからの木造住宅を考える連絡会 

  

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2009年08月28日

第12回木造耐力壁ジャパンカップ

第12回木造耐力壁ジャパンカップ(最終回)

 今年で12回目となる木造耐力壁ジャパンカップも今大会で最終回となります。
  (※継続されることになりました)
 出場チームは各1体の耐力壁で参加し、トーナメント戦を行います。昨年までは複数体で参加するチームもありましたが、各チーム厳選した1体で参加することになると予想されます。

 すでに登録は締め切られ、参加チームは決まりました。例年通り常連のチームが最後のジャパンカップを目指して熱い戦いを展開するといった感じです。

 類似の競技会は東北職業能力開発大学校でも行われ、技術向上を目指す競技会としての広がりを見せていますが、木造耐力壁ジャパンカップは今回でひと区切りをつけることになっています。

 見学するには最後のチャンスとなります。来年からは接合部の特性を活かした対戦方式の新たな競技会が企画されており、今回デモンストレーションでその対戦方法を見ることもできますので、興味ある方にとっては刺激的で楽しい時間を過ごせることと思われます。

◇トーナメント戦:9月26日(土)、27日(日)
◇会 場:日本建築専門学校(静岡県富士宮市)
◇出場チーム(11チーム・申込受付順)
  ◆東北職業能力開発大学校
  ◆日本建築専門学校
  ◆チーム匠
  ◆杉GRUP
  ◆四国職業能力開発大学校
  ◆株式会社ポラス暮し科学研究所
  ◆東京大学木造建築コース+金子建築
  ◆秋田職業能力開発短期大学校
  ◆東京工業大学 坂田研究室 若手チーム(仮)

  ◇東京大学PeeDees
  ◇京都大学小松研究室 (2チーム追加 9/3)

※詳細は公式ホームページ
※大会の様子は太郎丸の木造耐力壁ジャパンカップ応援ブログでもご覧いただけます。


※大会は終了しました。
来年以降も大会は継続されることになりました。
第12回の様子は太郎丸の木造耐力壁ジャパンカップ応援ブログにてご覧いただけます。動画も活用しましたので楽しくご覧いただけると思います。
[2009.10.20追記]
 
 
posted by 太郎丸 at 21:38| Comment(0) | 木造耐力壁ジャパンカップ

2009年08月27日

連続講座【拡大版】−第5回伝統構法木造住宅の構造計画・構造設計

 伝統構法を考える勉強会【拡大版】
第5回 伝統構法木造住宅の構造計画・構造設計
 現在、伝統的構法の設計法の開発が行われていますが、その委員会およびタスクチームに参加する研究者、実務者の委員、さらに行政のそれぞれの立場のパネリストにご登壇いただき、伝統構法に関する議論を展開します。

 我が国の木造住宅の歴史的背景や文化としての木造住宅のあり方、構法・構造の特性の評価、正しいと考える伝統構法の評価、立場による捉え方の違いなど、議論の方向は多岐にわたるものと思われます。

 今回は、下記3団体の主催により行うものです。これからの木造住宅を考える連絡会(これ木連)では、多岐にわたる論点のありかを探るための勉強会【拡大版】と位置づけています。 
第5回 伝統構法木造住宅の構造計画・構造設計

【日 時】 平成21年 10月10日(土) 13:30〜17:30(開場13:00)
【会 場】 新木場タワー 1階ホール
       東京都江東区新木場1丁目7番22号
       (JR京葉線、地下鉄有楽町線、りんかい線新木場駅徒歩7分)    
【主 催】 特定非営利活動法人 木の建築フォラム
       これからの木造住宅を考える連絡会 
       一般社団法人 木を活かす建築推進協議会 
  
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2009年06月24日

第5回 大平建築塾2009 8/1〜8/3

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 長野県飯田市と岐阜県の県境近く「大平宿」は、中山道と飯田街道の脇街道・大平街道の中間地点に位置し、宝暦年間(江戸中期)から宿場と木炭の生産地として栄えました。その後、鉄道の開通に伴いその役割を終え、昭和45年に一斉離村となりました。

 無住の里となって3年目、地元ボランティアを中心として大平宿の保存運動が始まり、昭和51年「大平宿をのこす会」は設立されました。平成3年度に始まった飯田市の「ふるさとづくり特別対策事業」を受けて、生活文化同人の有志、複数の設計者の参加を得た改修設計の結果、平成5年3月に9棟の民家を蘇らせることができました。

「大平建築塾」は、事業後も大平宿を見守り、保存運動に関わり続けるために、民家を積極的に利活用しようという主旨により生活文化同人の主催によって、平成6年から、年に1回開催されることになり、平成21年で通算16回目となります。(平成16年から新たに第1回目の再スタートと位置づけ、今年は第5回目となります。)大平建築塾では、民家での宿泊や、竃と囲炉裏での炊事体験と共に、周辺整備、障子の貼替え、柱の傾きや不同沈下等の破損調査を行ってきました。

 今回は、大平宿をのこす会と共催し、民家だけでなくその周辺環境と一体となった大平宿を、いかに残し次世代へ伝えていくのかを考えます。この夏、大平宿の囲炉裏端で語らいましょう。
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posted by 太郎丸 at 22:16| Comment(0) | 大平生活塾・大平建築塾

2009年06月14日

連続講座−第4回 伝統構法を読み解く「階層的構造システム」

連続講座「伝統構法を考える勉強会」

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 私たちは、伝統的木構造の再評価すべき要素を明確に把握しているのだろうか。今を伝統構法再出発の時期と捉えたいと語る渡辺一正氏がその特性を読み解きます。
 『地下構造の複雑さを考えると地震入力の完全な予測は不可能である。幾ら耐震性能を高めても予想外の入力によって壊れることは多分にあり得る。重要度の低い部分での損傷は許容せざるをえない。その損傷がヒューズの役割を果して主要な部分の安全を確保することができれば更に良い。
 伝統的木構造には部材の壊れる順序用意、階層的構造システムを読み取ることが出来る。
 このような伝統構法を手本とすれば、新たな木構造システムを確立できるのではなかろうか。』
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【日 時】 平成21年 7月18日(土) 13:30〜16:30(開場13:00)

【会 場】 千代田区九段上集会室  東京都千代田区九段南2-9-6

          JR・東京メトロ有楽町線・南北線・都営新宿線市ヶ谷駅から徒歩15分

          東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅から徒歩13分    

【講 師】  渡辺 一正 氏  鳥取環境大学教授 

  

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2009年05月23日

連続講座−第3回「地震被災建物 修復の道しるべ」より 民家修復の現場から伝統構法の特性を探る

連続講座「伝統構法を考える勉強会」

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 その地域の風土に根差した民家が各地域に建ち続けています。しかし、不幸にして大きな地震に遭遇し、被害を受けてしまった民家も多く存在しています。被災の程度、生活者の環境もまちまちであり、復興を急ぐあまりに、まだ活用できる民家が一気に除去されてしまったことを ‘95 年の阪神大震災の時に私たちは経験しました。
 被災した民家を「修復」し、その地域に残すことが、これまでの暮らしの延長線上で生活再建を行うことができ、被災者にとっては精神的・経済的負担と長期心労への助けになるのではないか。
 ‘04 年、雪国の山間地で発生した新潟中越地震では、古くから建ち続けていた伝統構法による民家も被災しました。それらの民家の修復報告と現場の実体験を聞き、
その中に伝統構法が持つ特性があるのかを探る勉強会を開催します。

日 時】 平成21年 6月20日(土) 13:30〜16:30(開場13:00)

【会 場】 千代田区万世橋区民会館

       東京都千代田区外神田1-1-11(JR秋葉原駅電気街口から徒歩3 分)    

【講 師】 長谷川 順一 氏 住まい空間研究所主宰
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2009年05月02日

連続講座−第2回待ったなし!住宅瑕疵担保履行法・・・伝統構法への対応はどうなるのか?

 連続講座「伝統構法を考える勉強会」 
  住宅瑕疵担保履行法が今年の10月1日より施行されます。まだ、半年あるということでは対応できません。10月1日以降に引渡しの住宅物件すべてがその対象となり、現在、建設中の住宅でも対象となる可能性があります。すでに、待ったなしの状況です。
 国土交通省では昨年来、この制度の周知のために各地で講習会等を行っています。しかし、土壁や板壁、外壁真壁造、構造的な特性など伝統構法の仕様に対する扱いが不確かであったり、保険の受け皿である保険法人の定める設計施工基準がこれらの多様な仕様に対応しきれていない状況など、具体的な課題も見えてきました。
 実務への混乱を小さくするために、法施行半年に迫った今、行政と保険法人が伝統構法について整理、検討している内容を確認し、さらに現場から考えられる課題についての認識を深める勉強会を2部構成で行います。
 

【日 時】平成21年 5月16日(土) 13:30〜16:30(開場13:00)

【会 場】トラック会館 6階会議室

        東京都新宿区四谷3-2(地下鉄四谷三丁目駅徒歩2分)    

【講 師】1部:国土交通省住宅局 住宅瑕疵担保対策室 豊嶋太朗氏 

      2部:(財)住宅保証機構 技術担当者  
  



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